かあさんの秘密基地

好奇心のかたまりのかあさんの秘密基地

日々の選択『お片付け編』

友達の家のお片付け

突然友達の家をお片付けすることになって

かあさんはとてもワクワクしていた

 

どんな風に友達の家が変化するのか

友達は変化した部屋を喜んでくれるのか

 

家に着くと友達は満面の笑みで迎えてくれた

 

「ありがとう」

と言われた

 

「こちらこそ手伝わせてくれてありがとう」

と伝えた

 

お片付けをさせてくれるなんて本当にありがたい

普通一番見せたくないところだと思う

 

友達の家は片付いていないわけではない

普通にきれいだ

 

でももう少し物を減らせばもっと素敵な部屋になりそうだと思った

 

そして片づけを始めた

 

お片付けのきっかけ

友達はどこから手を付けたらいいかわからないと言っていた

 

とりあえず気になっているのは収納だというので収納から始めた

 

お片付けが出来ないと言っていたのがうそのように

友達はどんどん収納から物を出しては

「いらない、いらない」と言って私に渡した

 

私のほうが「これはいるんじゃないの?」と聞くくらい(笑)

 

友達曰く

「今までお片付け出来なかったのはきっかけがなかったからかも」

 

そうかきっかけか!

 

きっかけさえあれば『物の選択』は全然問題なかったのだ

 

必ず現れるつまりポイント

順調に選択が進んでいたのだがその時は突然やってきた

 

「ねー、これどうしよう?」

と笑いながら収納から出てきた友達の手には壁紙の未使用のロール

しかも2本

 

友達曰く家を建てた時に業者の人が置いていってくれたということだ

 

さすがの私も一瞬放置して逃げたくなるほどの大きさだった

 

しかし私たちは

「やろう!負けない!」

「きっとこれが物のつまりポイントだ!」

と言って立ち上がった

 

そしてびっしりと巻かれた壁紙を引っ張ってはカッターで切るを繰り返し

6袋のごみ袋に折りたたんで入れてやりました!

 

そして

「これだったね。つまりポイントは!」

と言って笑いました

 

そうお片付けをしていると必ずといっていいほど

思考を停止させる「つまりポイント」が出てくる

 

どうしようこれ~というものが

 

処理の方法に迷うもの

 

お片付けはこのつまりポイントをどう征服するかと言っても過言ではない

 

しかし、私たちはそのつまりポイントを征服した

 

必ずやってくる罪悪感

つまりポイントを征服してからの友達はさらに選択のスピードが上がった

 

そして言った

「私はなんてことをしてしまったんだ」

私も自分の家を片付けた時同じことを思ったのですぐにわかった

そして

「これからは無駄に買わないようにするわ」

これまた同じこと思ったので私は大きくうなずいた

 

そう、物を整理すると罪悪感とも戦わなければいけない

罪悪感から物を捨てたくないと片づけをやめる選択をする人もいるだろう

また、罪悪感からもう二度と沢山物を捨てたくないからこれからは無駄に買わないようにしようと思う人もいる

選択は違うけれど物への罪悪感は同じだ

 

 

そしてどんどんごみ袋が増えていくとまた友達は言った

ものが減ってきたら心が軽くなってきた」と

物って心に重くのしかかるのね」と

 

すごい!友達は物の選択の繰り返しですごいことに気づいた

 

その後、収納の奥に眠っていた物たちを発見して

「なんでこんなものとっておいたんだろ~」

と笑っていた

 

お片付けする前は捨てるものなんてないよと思っていても

「なんでこんなものとっておいたんだろ~」

という物も必ず出てくる

 

本当に面白い

 

自分の物ではないつまりポイント

そして収納の片付けが終わると
今度は今まで部屋に当たり前にあった物が気になり始め

「やっちゃおう!」

と言って二人でまた物に立ち向かった

 

しばらくすると

これだ!私がこの部屋をどうでもいいと思うようになったきっかけは

と言いながら

机の下の重い車のジャッキの箱を指さした

 

息子さんがちょい置きで机の下に置いたらしい(笑)

 

そしてそれが呼び水となり
自分でも机の下に物を置くようになったと話してくれた

 

自分の物ではないだけにどうしたらいいかわからなくて放置ということになってしまったらしい

 

もうわかりすぎるほどわかる

自分のではないものもつまりポイントになる

 

そしてその重いジャッキはスペースの空いた収納の中の息子さんの物のエリアに置くことにした

 

お片付けという選択

そしてその日の作業は終了した

 

あの日友達は私の提案を受け入れるという選択をしてくれた

 

そしてお片付けをするという選択をした

 

そしてお片付けという沢山の物の選択をした

 

この選択は人によって違う

違っていいと思う

 

しかしどの選択をするかで結果も全然違う

 

友達は何度も私に「ありがとう」と言ってくれた

しかし私も同じくらい「ありがとう」という幸せな気持ちだった

 

そしてブログに書くことを了承してくれてありがとう

 

今回のブログの前編です

まだの方は良かったら読んでみてください

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