体調を崩してわかった夫の変化
以前、夫が食器を洗う時は、洗いやすいお皿だけを洗い、洗いにくい食器やコップ、お鍋は流しの隅に寄せておくだけで、片付けた風を醸し出す感じでした。
その様子を見ると、正直「ハァ~」となってがっかりしていたので、夫に家事を手伝ってもらうことが嫌でした。
夫が疲れているかあさんをいたわる気持ちで手伝ってくれていることはわかっていましたが、休んだ後に自分でやろうと思っていたのに、夫が洗い物をしている音を聞くと、正直罪悪感が湧いていました。
そして、罪悪感と期待で台所に行くと、夫が洗いたい物だけを洗って終わらせている流しが。
かあさんは食器を洗い、台所を片付け、流しと作業台をふきんで拭き上げることまでが一連の作業だと思っているので、食器を洗うなら最後までやってくれれば、心から「ありがとう」と言えるのにと思っていました。
最近は、家事分担が話題になると、夫が家事をやってくれたら、少々不満があっても「ありがとう、助かったわ」と言うのが良いということを聞いたことがあります。
しかしかあさんは「やらなくていいよ~」でした。
でもかあさんにとってはそれが良かったのです。
自分のタイミングで家事ができ、夫に手を出されてイライラすることも、罪悪感を感じることもなくなったからです。
しかし、今回体調を崩し、家事が出来なかったとき、夫は子どもたちの朝食とお弁当を作ってくれました。
こんな時くらいコンビニのお弁当でも全然良かったのに、お弁当を作ってくれたのです。
本当にありがたかったです。
そして驚いたのは、家族が出かけて行った後台所に行くと、食器がすべてきれいに洗われ、流しも作業台も拭き上げられ、台所がピカピカになっていたのです。
会社から帰ってくると夕食も家族のために作ってくれました。
そして、夜中に台所に行くと、食器はきれいに洗われ、台所はきれいに拭き上げられていました。
びっくりしました。
やればできるじゃ~んって思いました。
体調を崩して初めて気づいた夫の変化でした。
でも「期間限定だから出来るってこともあるよね」と素直ではないかあさんはちょっと思いました(笑)
体調を崩して気づいたかあさんの変化
かあさんは疲れているときは、食器を次の日の朝まで放置することがあります。
なぜなら、次の日に一気に片付けて、仕上げに台所を拭き上げる達成感も好きだからです。
かあさんも理想としては、毎晩台所を片付け「これで一日の作業終わり!」と終えたいとも思っています。
でも、夕食を作るだけで疲れてしまう日もあります。
お皿は洗えても、鍋を洗うのがとても大変な日もあります。
水筒やお弁当箱など、洗いにくいものは特に疲れます。
しかし、夫は今回、期間限定とはいえ、すべてきれいに洗い、台所を完璧に片付けてくれました。
かあさんは、そんな夫を見て、今更ですが
「もしかして、本当は毎晩きれいな台所の方がいいのかな?」という思いが浮かんできました。
なので、今はできるだけ夜はきれいに片付けてから寝るようになりました。
夫はかあさんの変化に気がついているかな?
そんなことはどうでもいいか。
約30年の夫婦の攻防の末、気が付いた変化でした。
まあ、いつもの通り、いつまで続くかはわかりませんが、自由にやっていきま~す。
最後まで読んでいただきありがとうございました。