私が小さいころなので昭和50年代の車の話
私は三人兄妹の末っ子
車に乗るときは後部座席に子ども三人で座っていた
でもなぜかいつも真ん中に座っていた
きっと座らせられていたんだろう
いつも前の座席の肩を持って父の運転を見ていた
ある夏休みに車で家族旅行に行った
そこは知らない土地
父は運転席で点滅する矢印の方向に必ず曲がる
そうウィンカーだ
しかしその頃の私はウィンカーなどというものはまだ知らない
なんで父はあの矢印が出ると必ず曲がるんだろう?
と疑問に思った
そっかぁ!
あの矢印は車が自動で出して道を教えてくれているのか!
すごいな~、行先をこの車はわかっているんだ!
と
その後ウィンカーという存在を知った時私は思った
な~んだ、お父さんが出してたんだ~
車が出してくれているんだと思った~
と
うん?あれ?もしかして私は天才少女だった?
そう、これってカーナビですよね
すごい!まだ幼い私の頭の中に『カーナビ』の構想があったなんて~
と
最後まで書いて気が付いた
お題は
子どものころに勘違いしていたちょっと恥ずかしいこと
私は何を言ってんだ
恥ずかし